トーマス先生とスコット先生から学ぶデザイン思考教室の開講のお知らせ

〜 英語でのオンライン朝活でデザイン思考を極めよう! 〜

デザイン思考のプロフェッショナルであるトーマス・ボス先生とスコット・ビットヘフト先生をオンラインでお招きして、デザイン思考のコツを学ぶ教室を開催します。

トーマス・ボス(Thomas Both)先生とは、スタンフォード大学d.schoolでディレクターとして長らく教鞭もとるデザイン思考のプロフェッショナル。

スコット・ビットヘフト(Scott Witthoft)先生もかつてはd.school、今はテキサス大学オースチン校でデザインを教えるデザイン思考のプロフェッショナル。名著”Make Space“や”This is a prototype”の著者でもあります。

この様な素晴らしい二人を講師として、デザイン思考のコツを学び、実践力を高めるためのオンライン教室を開催します。

共感→課題設定→発案→プロトタイピング→テストを繰り返すデザイン思考の手順の中で、割りと難しく故に頻繁に質問を頂く以下の4つ動作・思考について、実践のコツを講義するとともにワークを行って習得していきます。
– インタビュー結果を踏まえたインサイトの導出
– 上手な課題定義の仕方
– 課題に従ってアイデアを沢山発案する
– 発案したアイデアのプロトタイピング

「デザイン思考は一度は学んだのだけど、なかなか上手く実践できない。。。」という方には特にオススメです。またデザイン思考を教える立場の方も上の点は実は苦手という方も多く、そのような方にも勧められます。

デザイン思考教室開催概要(すべてオンライン・英語)

第一回(ACT I)
日時:2023年8月17日(木)8:00am-10:00am
内容:アイデアを出すコツ
講師:トーマス先生

第二回(ACT II)
日時:2023年8月24日(木)8:00am-10:00am
内容:インサイトを得るためのインタビューのコツ
講師:トーマス先生

第三回(ACT III)
日時:2023年8月31日(木)8:00am-10:00am
内容:プロトタイピングのコツ
講師:スコット先生

第四回(ACT IV)
日時:2023年9月7日(木)8:00am-10:00am
内容:リフレーミングのコツ
講師:トーマス先生

カリキュラム

4回で構成されるデザイン思考教室はデザイン思考を極めることを目的としています。本教室ではデザイン思考のための新しいツールや考え方を講義や事例を通じて学んで頂くとともに、実践ワークを通じて習得していきます。オンラインで開催しますが、楽しくかつ色々と気づきの多い時間となるよう設計をしています。

ACT I: アイデアを出すコツ
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アイデアを出すことはデザイン思考の最終目的ですが、これがなかなか難しいものです。本セッションでは自分自身のもつ知見を活かして新規性と独自性を兼ね備えるアイデアを出す方法を学びます。

学習対象のツール・考え方
– 自分自身の持つ知見や興味を活かして活路を見出す思考法
– 制約条件を逆手にとって創造力を発揮する方法
– 沢山のアイデアを出す意義

ACT II:インサイトを得るためのインタビューのコツ
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デザイン思考で重要なのは対象者のことを深く理解をすることですが、インタビューは難しいものです。しかし相手の理解なしにインサイトを得られません。本セッションではエンパシープローブという技法を活用しながら、人間の深層心理を浮かび上がらせる力をつけます。

学習対象のツール・考え方
– エンパシープローブとその使いこなし
– 積極的に相手が話してくれない状況を克服するコツ
– 自分自身が質問に躊躇する状況を打破するコツ

ACT III:プロトタイピングのコツ
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プロトタイピングは、考案したソリューションを対象者に示して評価するための重要なツールです。対象者をより深く理解するためにもプロトタイプは役立ちます。本セッションでは身の回りにあるもので適切なプロトタイプを作る技能を高めます。
学習対象のツール・考え方
– 触って試してもらえるプロトタイプを作るための基本動作
– ストーリーボードを活用したプロトタイプの利用体験の検討
– 身の回りにあるものを活用し、手早くプロトタイピングするコツ

ACT IV:リフレーミングのコツ
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視点を変える「リフレーミング」は斬新な発案に役立つツールです。同じ課題でも新しい視点を発見し見つめ直してみると、当初は思いも寄らないソリューションの発案に至るものです。本セッションでは、このパワフルなツール「リフレーミング」力を鍛えて頂きます。
学習対象のツール・考え方
– Why-Howラダリングによる意図的なリフレーミング機会の探索
– 具体と抽象の行き来による視点の定め方
– 問いを立て直すことによる発案の活路の見出し方

受講料

  • 受講料は66,000円(全4回、10%消費税込)となります。
  • 先着7名様までアーリーバード特別優待価格29,700円(全4回、10%消費税込)を提供します(申込期限2023年7月15日)。
  • キャンセルは原則受け付けませんので十分検討の上でお申し込みください。
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対象者

  • デザイン思考は学んだが上手く実践できない方
  • デザイン思考を教えているがコツを伝えられない方
  • 起業や新規事業企画をしたいがアイデアが思いつかない方

デザイン思考の初心者で受講を希望される方は、後述の入門ワークショップを受講の上、お申し込みください。入門ワークショップで本講座につながる基本知識を得て、それから本講座を受講することを強くお勧めします。

その他

  • 日時はすべて日本時間です。
  • 全回Zoomによる遠隔セミナーとなります。
  • セミナー内の講義や対話は全て英語で行われます(通訳もございません)。英語に不安のある方向けには毎回終了後に30分程度日本人講師による日本語での質疑応答時間を設けます。
  • 定員は20名程度です(最少催行人数5名)
  • ツールとしてオンラインホワイトボードのMuralを使用します。初めての方は事前に慣れておいてください。
  • 本教室の主催者:スタートアップ・ブレイン株式会社(代表取締役 堤孝志)

お申し込みは以下URLからお願いします。

https://designthinking.doorkeeper.jp/events/158127

<デザイン思考初心者の方へ>

デザイン思考は始めてだけど本場のプロには学びたいという方は、事前に開催する入門ワークショップにご参加ください。会場費用のみで参加頂けます。

<事前開催:デザイン思考入門ワークショップ(対面・日本語)>
日時:2023年8月6日(日)13:00-17:00(入場開始12:30)
会場:東京国際フォーラム内G401会議室
内容:デザイン思考の手順と思考法を講義と実践ワークで学びます
講師:堤 孝志
使用言語:日本語
定員:20名程度
参加費:2,525円(内税)
持ち物:筆記用具
その他:簡単な事前課題あり(身の回りで自らが感じている不便や不満などを考えてくる)

講師の詳細プロフィール

Thomas Both先生
Thomas Both is a designer and design educator with a passion for helping people understand the practice of human-centered design, and nurture their ability to innovate how they learn, think, and solve problems. He is Director of the Designing for Social Systems program at the Hasso Plattner Institute of Design (d.school) at Stanford University. In this program, he teaches social sector professionals how to apply design thinking to complex social challenges and develop a more human and strategic practice. For over a decade, Thomas Both has been teaching, coaching, and mentoring practitioners across many sectors. Working with both students and professionals, Thomas has designed and taught immersive learning experiences including the d.school Design Thinking Bootcamp Executive workshop and various iterations of the d.school flagship student course, Design Thinking Studio. He’s developed design methodologies and co-created some of the most-used d.school resources such as the Bootcamp Bootleg. As a consultant, Thomas has led design teams, created products, and taught trainings for various clients including businesses (Google, Genentech, Capital One, Sparkasse, Lever, Uncommongoods), non-profits (Providence Health, Playworks, First 5 California), and educational organizations (Hasso Plattner Institute [Germany], Tokyo Institute of Technology, Waseda University, Stanford Center for Professional Development).

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Scott Witthoft先生
Scott Witthoft works as an educator, designer, and author. Drawing from his past practice of forensic structural engineering, he incorporates that expertise with current pursuits in space, furniture, and product design—teaching and speaking widely. As a former faculty member at the Stanford University d.school and the School of Design and Creative Technologies at The University of Texas at Austin, he has developed numerous courses and programs on human-centered design, prototyping, and environments design. He regularly teaches short programs on human-centered design at Waseda University and Tokyo Tech in Japan. His design strategy work often connects to environments design for cross-sector clients including corporations, government organizations, schools (K-12 and Higher Ed), start-ups, and nonprofits. He is the co-author of the influential book — Make Space — a tool for creating collaborative physical environments and organizational behaviors, and author of a new design book — This Is a Prototype — about transforming curiosity into prototype experiences. Scott is currently learning Japanese while living in Austin, Texas.

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堤 孝志
スタートアップ・ブレイン株式会社代表取締役。
企業内新規事業からベンチャーに至るまであらゆるシーンで事業をインキュベーションするコンサルティング&インベストメントファームを運営する。総合商社、シリコンバレー及び国内のVCでの通算30年以上にわたる新規事業の立ち上げとベンチャー投資の経験と、「顧客開発モデル」等の事業化手法の知見とをブレンドした経営支援が強み。東京理科大学工学部卒、McGill大学Desautels経営大学院修了、Lean Launchpad Educator Program修了。主な訳書に「アントレプレナーの教科書」等がある。
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