2021年度リーンローンチパッド近畿大学が終了しました。
年々認知度が高まる中で高まる受講関門をくぐり抜けてきた精鋭7チーム(以下ロゴ)が取り組んだ今年度のLLP。最後の発表のレベルも高かった!いずれも事業化が十分可能な内容に昇華していました。
中でも1回生、2回生のコミットメントが非常に高かった。彼らはコロナ禍で大学に入ったもののオンライン授業が多く仲間を作ることもアジェンダとしており、チームは結束していて活動量の多さはピカイチでした。この中から幾つ事業または起業家が生まれるのかとても楽しみです。
一方で実施者としての新たな問題意識は、審査員のお一人が立て続けた「なんでその事業をやりたいの?」という問いから生まれました。デザイン思考で他の受講者の困りごとを題材としたアイデアだと、どんなにインサイトを捉えた斬新なアイデアでも、実現の動機が薄くなりえることを痛感しました。困りごとを解決するというアプローチへの自信は揺るぎないものの、モチベーションをどう考えるべきか新たな命題をつきつけられました。今後暫しはそれを考え続けようと思います。